【APtrikes125】走行時に注意する事

APtrikes125を乗って約6ヶ月、距離にして1500kmほど走行して、走行時に気を付ける点を経験に基づいてまとめてみました。

目次

まずは天気に注意、雨よりも風が手強い

購入前に気になっていた点でもありますが、『雨はどのくらい大丈夫なのか?』という点です。

結論から云うと、大雨でない限り結構大丈夫で、中に雨が吹き込んでくる様な事もありません。
体感的には、5mm程度のザーザー雨だったら、十分カッパなどを着込まなくても大丈夫で、ハンドルのセンターに傘を引っ掛けて出かければ、目的地に到着したら傘を差せばOKという感じです。

それよりも意外に気になるのが、風(風速)です。

購入前は、車体自体も自重もそこそこ重いし、ドアなしで左右の通気性も良いので、思った以上に風には強く煽られたりしないのでは?と予想しておりましたが、逆に普通のバイクより風に弱い様な気がします。

具体的には、風速5mあると乗るのを躊躇います。特に大道りや幹線道路では、ちょっと風に煽られて怖いので、その風速で乗るときは、近所でスピードを落として走れる住宅街の道をゆっくり走りたい感じです。

風で煽られる感じも普通のバイクでは、一方の風にググっと持ってかれる感じでしたが、APTrikes125が風に煽られると、巻き込まれる感じ(具体的には風の方向にも寄りますが、最初後ろから押される感じがして、その後スグに左右に振られる感じ)がして、いままで感じた事のない煽られ方をします。

他のバイクも乗っているので、日々の天気チェックは欠かさないのですが、以前は天気予報の雨だけを気にしていたのですが、今は雨よりも風(風速)の方を気にする様になりました。l

前輪を轍(わだち)でハンドルを取られる

ほとんどの道は、車が走行するので、道路に対して左右の轍がうっすら付いていたりしますが、APTrikes125の場合は、後輪は轍にハマって走行出来るので、問題ないのですが、前輪は普段車が走らない道路部分を通過する事になるので、路面状況に寄っては、結構ガタガタとハンドルを取れれる事があります。
特に大きな幹線道路でトラックなどの重量級車両が削り取った感じの轍では、幹線道路走行でスピードが出ている点もあり、注意が必要です。

前方の車両状況や信号、標識などを見るのがメインですが、路面状況も確認しながら運転するも重要だと思います。

路肩の段差に注意、普通に曲がると横転しそう

コンビニに寄ろうとして、ハンドルを切ると路肩の段差が高く、横転しそうになった事があります。
段差が低い所であれば問題ないのですが、意外に段差のある所も多いので、店鋪などに寄る際は注意が必要です。

段差がある所に行く場合は、普通に左にハンドルを切るのでなく、段差に対して正対(まっすぐ)に車体を向けて段差を乗り越えるのがコツです。

自分で段差を乗り越える動画を撮ってみたのですが、意外なほど車体がジャンプしており、衝撃がある感じに見えますが、衝撃が来るとわかっている分、体感的には、ガッっとありますが、思ったほどの衝撃ではないのではないかと思います。

タイヤが跳ねてハンドルがグラグラ

標準で装着されているタイヤ(メーカー不明)が、割と腰高な部分もあり、前輪が舗装の悪い所などを通過する際に、タイヤがボンボンと跳ねると、その振動でハンドルがグラグラと持って行かれる事が度々ありました。

これは前輪が一輪なので、しょうがない部分でもあると思いますが、基本的にはハンドルを両手でしっかりと握っていれば、ハンドルがグラグラと取られてしまっていても抑え込む事が出来ます。

ただ問題は、ギアチェンジする際には一瞬ハンドルが片手になるので、その際に路面にハンドルを取られてグラグラする時は、少し慌ててしまう事があります。

ハンドルがグラグラする事が気になったので、タイヤをDUNLOP D307に交換したのですが、このハンドルをグラグラと取られる点は随分改善されました。

なので、走行中に前輪が路面に取られて、ボンボングラグラする現象は、標準装着のタイヤに寄る部分も大きいのかなと思ってます。
もしこの現象を解決したいと思っている方がいらっしゃれば、タイヤを交換はおすすめです。
※タイヤ交換は、それ以外でも走行性能が大幅に向上しますし、とてもおすすめです!

ブレーキ性能は優秀!

上の写真は前輪(タイヤは標準からDUNLOP D307に交換した際の画像)、下の画像は後輪のタイヤを外した時です

APtrikes125は、標準で前後ディスクブレーキなので、ブレーキ性能は優秀です。
車重が200kgほどある為、ブレーキ性能は重要かと思いますが、普段、特にスピードも出さないですし、減速してから曲がってますので、ほとんど急ブレーキを掛けた事はないのですが、一度だけ、野良猫が飛び出していた時があり(何事もなかったです)、その際に急ブレーキを掛けたのですが、凄くブレーキの効きが良かったです。

ブレーキの効きが良いからといって、過信は禁物ですが、ブレーキの効きが良すぎて前後タイヤが少しロックしてしまうくらいですので、急ブレーキを掛ける場合はタイヤロックしない様に、ちょっと注意が必要だと感じております。

APtrikes125で走行する時に注意する点(まとめ)

普段、APtrikes125で長距離の移動などはせず、保育園送迎車として短距離を走る事がメインなのですが、基本的に普段気を付けている点をまとめると。

APTrikes125 運転で気をつけたい点
  1. ハンドルをしっかり握る
  2. 走行中に前方を見るのは基本ですが、前方の路面も見つつ、注意しながら走行
  3. スピードを出しすぎない様に気をつける
  4. 風の強い日は特に気をつける
  5. 急ブレーキする際はタイヤロックしない様に注意

でも、運転に慣れたら、風以外は神経質にならなくても大丈夫かと思います。

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