APtrikes125 1番ツラい季節は夏 熱中症・オーバーヒート対策

APtrikes125が納車されて、6月で1年(ほぼ)になりました。
1年乗ってみて感じたのでは、エンジン的にも体力的にも1番ツラい季節は夏だという事です。

APtrikes125は、空冷エンジンです。


冷却するために風に当てる必要がありますが、構造上、奥まった場所にエンジンがある為、あまり風が当たらずに普通の空冷エンジンより熱がこもりやすい構造です。

昨年の夏は納車直後だったので、楽しくて色々と乗っていたのですが、少し長距離を走った際に、エンジンの回転が不安定になり急にスピードが出なくなったりした事がありました。
明らかにエンジンがツラそうな様子だったので、路肩に停めてエンジンを冷まして対応した事も何度かありました。

いま振り返ると、オーバーヒート気味だったのだと思います。

本格的な夏になる前に出来る準備と、夏に乗る際の注意点や準備出来ることをまとめてみました

街中で、『ドアが無いから冬は寒くないですか?』と冬場の寒さを心配して下さる方もいるのですが、
寒いのは寒いんですが、最初から寒いと判っていれば
ある程度覚悟が出来ますし、重ね着や厚着をすれば、寒い冬でも一般的なイメージよりは寒さに対して対処が出来ると思います。
実際、大晦日の夜に乗りましたが、シートヒーターやひざ掛けなどを使用すれば、対応できる範囲だと思います。

それに対して、夏は対処が困難で、想像以上に体力の消耗が激しく、真夏に長距離を乗るとグッタリとしてしまいます。
また夏場はエンジンのオーバーヒートも気をつけたい点です。

目次

エンジンのオーバーヒート問題

APtrikes125は、空冷エンジンです。
冷却するために風に当てる必要がありますが、構造上、奥まった場所にエンジンがある為、あまり風が当たらずに普通の空冷エンジンより熱がこもりやすい構造です。

「ガリガリ」といったノッキング音が聞こえたり、少しでもエンジンの回転が不安定だったり、スピードが出なくなったりした場合は、停車して日陰などでエンジンを冷ますして休憩が必要になります。
(その際に冷却目的でエンジンに水などは掛けない、水を掛けると壊れる可能性があります)

実際、昨年は少し長距離を走った際に、エンジンの回転が不安定になり急にスピードが出なくなったりした事がありました。
明らかにエンジンがツラそうな様子だったので、路肩に停めてエンジンを冷まして対応した事が何度かありました。

対策としては、
エンジンオイルは夏場前に交換しておく
回転数を上げすぎないように、適切にギアチェンジしてエンジンの発熱を抑える
適度に休憩を取ってエンジンを休ませる
渋滞にハマらない様なルートや時間で運転する

このあたりは対策しておいた方が良いかと思います。

エンジン以外に感じた点は

●屋根はあるけど、直射日光が意外に注ぎ込んでくる、結構、日に焼ける
● ハンドルにつけたドリンクホルダーだと飲み物が熱くなるので飲めない
● ハンドルに付けたカメラやスマートフォンは10分くらいで熱暴走で撮影が出来なくなります
● サイドのアルミ部分が高温になって熱い
● 屋外やがいの駐車場だと日陰ポジションを探す(これは車も同様です)
● 駐車中にハンドルが熱くなるので、ひゃっきん車用のサンシェードを無理やりつけて駐車
● 運転席にエンジンの熱があがって、暑さに拍車をかける
● 信号待ちで停車時に少し日陰に入るだけでも、『助かった』と感じる
● 卓上扇風機を取り付けてみたけど、暑い空気がかき混ざる程度で効果なし
● 公園などに出掛けて、暑さでグッタリして、帰りのAPtrikes125でもグッタりしてしまう
● 特に渋滞にハマるとツラい、クラクラする
● 立体交差などのトンネル内は排ガスが直撃(オールシーズン)

対策らしい対策はあまりないのですが、頭がクラクラするので水分、塩分が補給できる様な準備は必須かと思います。

特に水分ですが、ハンドルまわりのドリンクホルダーだとスグに高温になってしまうので、私はこの様な感じに、ハンドルにつけたS字フックに保温効果の高い水筒を下げて直射日光が当たらない様にして、スグに水分補給をする様にしております。
あとは、おでこに貼る冷えピタ的なモノを用意しておく事も有効かと思います。

また長距離移動は体力的にもエンジン的にもリスクが大きいので、避けた方が良いかと思います。

普段、普通のバイクにも乗るのですが、夏はバイクも大変な時期ではありますが、バイクよりもAPtrikes125の方が渋滞にハマりますし、キツいと感じました。

『回転数を上げすぎないように、適切にギアチェンジしてエンジンの発熱を抑える』
『エンジンに異変を感じたら、スグに停車してエンジンを冷やす』
『水分補給がスグに出来る様に準備する』

このあたりは乗車時に気をつけないと行けない点だと思います。

なかなか伝わらかった部分もあると思いますが、夏場のしっかり準備をして、無理せず 夏のAPtrikes125ライフを楽しんで頂ければと思います。

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