APtrikes125と警察

APtrikes125の納車前に、

走行中に警察に停められて取締を受ける事が結構あるのではないか?という心配をしておりました。


結果として、1年6ヶ月で走行距離は4000km程度ですが、おかげさまで無事故無違反で乗っており都心の警察官が多数いる様な所も結構通過しましたが、警察官に声を掛けれたのは、たまたま交番前に信号で停車した際に、『素敵な乗り物乗ってますね!』と挨拶程度に声掛けられた一回だけでした。


1年6ヶ月乗ってみて感じた警察の対応、またAPtrikes125の法律的な立ち位置などまとめてみました

目次

走行中に警察に停められてるのでは?

APtrikes125の納車前に、走行中に警察に停められて取締を受ける事が結構あるのではないか?という心配をしておりました。

たとえば、
ヘルメットをしてない
三人乗っている
シートベルトをしていない

そういった所で、警察官に停められる事があるのでは?と心配でした。

もちろん、ヘルメットも装着義務はありませんし、乗員の定員も3名、シートベルトの装着義務もないのですが、乗っている人が少ないカテゴリーの車両なので、間違って警察官に停車を求めらてしまうのではないかと納車前には結構本気で心配しておりました。


警察官に取締を受けた際に説明出来るような車両区分や法律を書いた紙を>車内に常備しようかと、納車の前は本気で考えておりました。

結果として、1年6ヶ月で走行距離は4000km程度ですが、おかげさまで無事故無違反で乗っており都心の警察官が多数いる様な所も結構通過しましたが、警察官に声を掛けれたのは、たまたま交番前に信号で停車した際に、『素敵な乗り物乗ってますね!』と挨拶程度に声掛けられた一回だけでした。

2つ法律で微妙に違うAPtrikes125

私は人からAPtrikes125の事を聞かれた際に、

走行時は車。停車時はバイク

と説明しているのですが、これには2つの法律が関係しております。

道路交通法(走行時など)= 自動車
道路運送車両法(登録など)= 側車付軽二輪

双方の法律でAPtrikes125の区分が微妙に違いがあります。

道路交通法では「自動車」に分類されており、APtrikes125の運転に必要な免許が普通自動車の免許なのは、この法律がもとになってます。
走行中は自動車扱いなので、交通違反に関しては自動車と同じ違反点数になりますし、自動車なのでヘルメットの装着義務はありません。
本来ならシートベルトの着用が義務がありますが、シートベルトは道路運送車両法の管轄で、側車付軽二輪の構造はバイクと一緒の『またがり式』に定義されている為、 バイクにシートベルト着用義務がないのと同様になります。
道路交通法でも、車輌自体にシートベルトの装備がない場合はシートベルト装着義務違反には問われません。

また高速道路では80kmで、法的には高速道路・自動車専用道路を走行できます。
ノーマルの状態では80kmの速度も出ませんし、何より危ないので高速道路に乗れる能力はないと思います。

この様に2つの法律の違いもあり、車検や車庫証明不要。税金、保険はバイク並。乗員が3名までと法律のすきまで、「バイクとクルマのいいとこ取り」が出来ている車両です。

法律の義務と権利

オプションのシートベルトを2つ付けてます

法律で義務化されてないとしても、自主的にする安全対策を阻む物ではないので 、私は個人的には着用義務はありませんが、後部座席にシートベルトを2つ付けてますし、ヘルメットをかぶった方が安全だと考える方は着用義務など関係なく自己判断で対応されることが望ましいとは思います。
高速道路走行に関しても、走行する法律上の権利はありますので、ライフスタイルによっては高速走行が必要な場合もあると思いますし、APtrikes125での高速走行を否定する事ではありませんが、私個人としては、APtrikes125では高速道路は走行しないつもりです。
このあたりの権利と義務の兼ね合いは、難しい部分もあるとは思いますが、あまり権利を主張すると規制が強化されてしまう方向へ向かってしまう事もありますので、個々に自己判断、自己責任で対応して行くのかと思っております。

乗っていて感じる警察官の視線

APtrikes125で走行していて、取締などしている場面に遭遇する事もありますが、警察官に停められた事はAPtrikes125ではありません。
特に違反をしているわけではありませんが、警察官の視線は良く感じます。(普通の人からも視線を感じる事も多いですが)
春と秋のある交通安全週間などでも、警察官に物珍しそうに見られたりはしますが、特に停止を求められた事もありません。

以前、90ccの原付2種のバイクに乗っていた際は、原付二段階右折禁止の取締に間違って停められたり、夜間に信号停止中に路上から声を掛けたれたり、違反をしてなくても白バイに停められたりした事もあったので、APtrikes125でも警察官に停められる事もあると思っていたのですが、そういった事も現在ありません。

想像では、シートベルトや三人乗りで、頻繁に警察官に停められてしまう事を予想してましたが、『良く判らない車両だから声掛けるのは面倒だ』いう感じなのではないかと思います。
実際、交通違反で取締を受けた事が何度かあるのですが、取り締る警察官も執行する法律をしっかり細部まで把握していない方も結構いらっしゃっりますので、車両区分が一見して判らない車両は敬遠される事はあるのではないかと思います。

路上駐車を取り締まる路上駐車監視員に関しても、基本的に駐車場に停めるので違反してはないのですが、感覚的なモノですが、、同じ形で積極的に取締をされないように感じます。

取締をされにくい車両だから交通違反をして良いという訳ではありませんが、警察官に声を掛けれると緊張しますし、必要以上に警戒する必要はないと思いますので、いつも通りの安全運転で今後も乗って行きたいと思います。

初心者マークは必要

あまり該当する方は居ないと思いますが、普通自動車免許取得1年未満の方は、車同様に初心者マークを表示する義務があります。
(道路交通法第71条の5、初心運転者標識等の表示義務)

フロント、リアガラスに初心者マークを貼るのは、視界を妨げるので禁止されており、「地上0.4m以上1.2m以下の位置に、前方又は後方から見やすいように表示するものとする」(道路交通法施行規則第9条の6)とあるので、APtrikes125では付ける位置ば難しいですが、ステッカー的に付ける必要がありそうです。


旦那さん所有のAPtrikes125に、奥様が免許を取得して乗ってみるような場合だと着脱式の初心者マークにする工夫が必要かと思います。


APtrikes125に乗り始めたら、警察官に良く停められてしまうというイメージがあったのですが、実際に停められる事はありませんでした。
もし私のような心配をされている方がいらっしゃったとしたら、停められてしまう心配は特にないので、大丈夫ですとお伝えしたいと思い、まとめてみた次第です。

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