APtrikes125乗りが EV-TUK TUK(EV-トゥクトゥク)をレンタルしてみた(見た目比較編)

側車付き軽二輪の中でバッテリーで動くタイプも数社から発売されており、APtrikes125購入時に、バッテリー駆動タイプも
購入検討したのですが、本体価格がAPtrikes125より高い、故障やトラブルがあった際に電気関係はお手上げなどの理由もあってAPtrikes125を購入したのですが、バッテリー駆動のEVタイプも、ずっと気になっておりました。

EVタイプの車両の試乗会などに参加しようかと思った事もあったのですが、走り慣れた近所で試したいと思っており、最近レンタルが出来る様になり、なおかつキャンペーンでレンタル料金が半額だったので、レンタルしてみました。

今回は、見た目比較編になります。

目次

APtrikes125とEV-TUK TUKの見た目の比較・スペック

詳しくはメーカーWebサイトなどをご確認下さい。

APtrikes125(アライブプラス)
乗車人数:3人
全長:2200mm
全幅:1000mm
全高:1650mm
重量:232Kg(乾燥重量)
ブレーキ:前後ディスクブレーキ
エンジンタイプ:空冷 SOHC 2バルブ 単気筒
燃料タンク容量:約10リットル
参考燃費:郊外実測約25Km/1リットル
変速機形式:クラッチなし4速リターン
最高速度:60km 程度
本体カラー:白のみ

EV-TUK TUK / EV-トゥクトゥク(EV LAND)
乗車人数:3人
全長:2010mm
全幅:995mm
全高:1600mm
重量:212Kg(バッテリー含む)
ブレーキ:前後ディスクブレーキ
1充電当たり走行距離:80km (±10㎞)
充電時間:7〜8時間(50円程度)
最高速度:40km リミッター
本体カラー:9色展開

EV-TUK TUK (EV LAND)
http://www.ev-land.jp/

APtrikes125(アライブプラス)
http://www.alive-plus.jp

APtrikes125の外観に関しては、色々と色を塗ったりカスタムを施してしまってますので、過去の『APtrikes125 画像100枚スライドショー動画 納車待ち、購入ご検討の方に!』という動画にたっぷり外観を載せてますので、ご覧下さい。

外観の比較

まずは外観。正面はレトロなAPtrikes125に対して、今風なEV-TUK TUKといった感じ。
EV-TUK TUKのワイパーは、私が付け替えた外車っぽいフラットワイパーが標準装備で、フロントガラスも車みたいな仕上がりでAPtrikes125の様にゴムの劣化などは気にしないで良さそうです。
ワイパーの速さは変更出来ませんが、その場で止まる、元の位置で止まるを選ぶ事は可能です。

横から並べてみると、EV-TUK TUKの運転席の立派さが目立ちます。
またサイドブレーキも装備されているのは嬉しいです。

EV-TUK TUKに付いているこれは、オプションの雨避けサイドシートです。

EV-TUK TUKの運転座席はヘッドレストとシートベルトが付いていて、車の様に座れます。
座った感じは、APtrikes125より座席と床までが低く、しっかりと足を付けて乗れます。
その分、頭と天井スペースは、EV-TUK TUKの方が余裕がありました。

サイドミラーは微調整も可能ですが、しっかりと固定されており、風速に負けて折れ曲がってしまうAPtrikes125とは全然違います。

後部座席は、APtrikes125では囲われている感じですが、
左右に折り畳める肘掛けがあり、その分サイドの壁面がなく開放感があります、後部座席の乗り降りは、APtrikes125よりしやすいです。

後からはこの様な感じで今風な感じです。ウィンカーとストップランプは一体スタイルです。
ナンバー灯の下にバックモニター用のカメラがあります。これは本当に便利だと思いました。

タイヤの比較

また前後ディスクブレーキは両方とも同じですが、EV-TUK TUKは前輪がバイク用のタイヤ、後輪は車用のタイヤでホイールもしっかりした作りでした。

内装の比較

内装は黒で統一されていて、自動車っぽいです。

運転席はしっかりとしたセパレートタイプのハンドルに、電子モニター、Bluetoothスピーカーとラジオなどのオーディオ、USB電源1口、ペットボトルなどが入るポケットが2つ、買い物袋フックなどもあり、APtrikes125に比べると羨ましいくらいの装備が充実してます。
特にポケット2箇所は、飲み物やスマートフォンを放り込んでおけるので便利です。
鍵の部分も、スクーターに付いている様な鍵イタズラ防止機能も付いていますし、後部座席下の荷室にロックを解除する機能もあります。
後部座席下の荷室はペットボトル5本ほどのスペースですが、ロックが掛けられるのは良い機能だと思います。

内装・気になった点

気になった点は、左の緑ボタンと右の赤ボタンがフォーン、左の赤ボタンがハザードなのですが、左右のフォーンボタンは色を統一した方が良かったかと思います。
またウィンカーですが、自動で戻る機能はないのですが、まったく無音なので、ウィンカーを戻すのを忘れてしまう事が多く、チカチカ音だけでもすると良かったと思います。
メーカーの方からは、ウィンカー戻し忘れ対策として、ウィンカーを出したら、親指をそのままずっと乗せっぱなしにしておけば、戻し忘れ防止になると教えてもらいました。

前進、後進のボタンも音がしない為、バックする際に間違えやすそうな気がします。

あとはセパレートハンドルの為、一般的なスマートフォンホルダーは取り付けても画面が見えない為、試乗車についていた窓の付けるタイプのスマートフォンホルダーが良さそうです。

後部座席は乗り降りしやすく、左右の折り畳める肘掛けが便利ですね。
後部座席からの前方視界が、ヘッドレストも含め高さのある運転席なので、少々悪いとは思います。
これは同様に運転席に後付のバックミラーを付けても、後方はあまり見えない様な気がします。

全体的には、好みの問題もありますが、愛嬌のあるレトロなAPtrikes125、今風な装備でスタイリッシュなEV-TUK TUKという感じに感じます。
特に、EV-TUK TUKの運転席のポケット、サイドブレーキ、バックモニター、後部座席のロック機能は羨ましい機能に感じました。

価格の比較

気になる価格部分の比較ですが、
乗り出し価格が、APtrikes125が約50万円、EV-TUK TUKが約75万円、バッテリー2個モデルが約90万円と結構差がある様に感じてましたが、装備をしっかり比較すると、APtrikes125で同様のタイヤや装備を追加していったら、それなりな価格になってしまうと思いますし、装備なども含めて全体を考えると、むしろEV-TUK TUKも安いかも知れません。

EV-TUK TUKは、バッテリー2個付きのロングレンジモデルがあり、価格差が15万円あるのですが、、バッテリー単体では約20万円ほどするので、購入者の8割くらいの方が5万円ほどお得なロングレンジモデルを選ぶそうです

バッテリーは3年〜5年の寿命で、1つのバッテリーでフル充電7〜8時間で、走行距離はフル充電で80km(±10km)との事。
リチウムイオンバッテリーの性質上、冬場は性能が落ちるそうですが、逆に夏場は快調でAPtrikes125のようなオーバーヒートは気にしないで乗れそうです。

走行コスト、燃費としては
EV-TUK TUKは1kmで約0.6円 APtrikes125は、1kmで約6円くらいになると思います。
(独自に計算した大体の数字です)

バッテリーについて

またバッテリーの充電方法は3パターンです

運転席横の鍵を開けて、そこから充電。
運転座席を倒して、バッテリーに直接充電。
運転座席を倒してバッテリーを取り外して、室内などで単体で充電。

充電出来るガレージがあれば良いのですが、私の場合アパート駐輪場へ停めるので、充電の度に22kgあるバッテリーを外して、部屋まで持ってきて、充電するのは、ちょっと大変な気がしました。

APtrikes125とEV-TUK TUKで購入を検討されている方に少しでも参考になれれば幸いです。

初期の乗り出しコストの差は、APtrikes125は、購入後にタイヤ交換やオイル交換など色々と必要な部分もありますし、バックモニター等も含め、装備の差として消化出来る気がします。
この手の車両は長距離を走る車両ではないと思いますし、バッテリーの走行距離は実用十分に感じますが、バッテリーの充電方法やバッテリーの交換が必要になった際のコストが個人的には気になりました。

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