以前、こちらの記事(床下から異音!? ドライブシャフトグリースアップ)で
ドライブシャフトのグリースアップをしたのですが、
シャフト両端のユニバーサルジョイントの組み合わせがズレているのでは?と動画でコメントを頂きました。
ドライブシャフト、プロペラシャフトと言われる動力装置は普通のバイクにはないので、両端のユニバーサルジョイントに組み合わせに向きがある事を知りませんでした。
また割りピンも交換した方が良いともアドバイスを頂きました。
皆様、アドバイス頂きましてありがとうございます!
またドライブシャフトを見ているときに、ふと気がついたのですが、エンジンマウントのネジが緩んでおりました。
APtrikes125は、走行時の振動が大きく、良くネジが緩むので、月1回ルーティーンでネジなどチェックしていたのですが、盲点でした。
ユニバーサルジョイントの組み直し、割りピン交換、床下の点検とやってみました。
シャフト両端のユニバーサルジョイントの組み合わせ
ドライブシャフトを再度、取り外しました。
https://www.ventiler.jp/
↓こちらの記事を参考にさせて頂きました。
出典:VENTILER webサイト
この特に意識せずに組み付けてしまってましたが、ユニーバサルジョイントと呼ばれる部分の向きが揃って組み付けるのが正しい組み方だそうです。
理由としては、円滑に動力が伝達される為、回転をなるべく等速にして回転のロスを無くすなど、ちょっと高度で複雑なのですが、ジョイントを同じ向きで組み付ける事が必要みたいです。
ユニバーサルジョイントと割りピンの向きも注意
正しい組み方で、組み付けるのですが、組む向きだけに気を取られていると、こんな感じで割りピンを指す口の部分にジョイントが干渉してしまう事もあります。
理屈がわかってしまえば簡単なのですが、慣れない分、何度か指し直したりする事になってしまいました。
割りピンの交換
無事に正しく組み付けられたので、新しく用意した割りピンに交換しようとしたのですが、
用意した割りピンが厚みが4mmと丈夫で、穴に入れる事は何とか出来たのですが、丈夫なピンが曲げれずに苦戦しました。
結果として、以前の割りピンを再利用して組み付けました。
長さ的には、同じ35mmの割りピンを用意したのですが、厚みが4mmでは厚すぎており、厚みが2.5mmほどの割りピンがベストの模様。
割りピン、長さ以外にも厚みにも種類があるとは… 次回、グリースアップする際には、
しっかりとした割りピンを用意して、交換したいと思います。
エンジンマウントのネジ緩み
エンジンマウント部分のネジですが、この様に盛大に緩んでおりました。
もう少しでネジが吹っ飛んでしまう感じです。
他の部分は、ネジを豆にチェックしていたのですが、基本的な部分が抜けておりました。
なかなか見えづらい床下部分を全てチェックしてみました。
他は特に緩んでいる所はありませんでしたが、
以前マフラーのフランジ部分が緩んで排気漏れを起こして締め直した事がありました。
またマフラーは腐食が気になりました。
SNSなどで、マフラー部分が折れるという報告を多数お見かけしてますが、あまり長くは持たなそうです。
もう少しして暖かくなってきたら、本格的にマフラー補強してみたいと思います。
APtrikes125は新車で買う旧車。
今回、動画のコメントでアドバイスを頂き、ありがとうございました。
今までバイクを軽くイジる程度しか経験がない為、バイク以外の機構に関しては、知識がなく、こうしてコメント頂ける事は大変助かると同時に、私のように困ってしまう方もいるのではないかと思い、動画にして共有させて頂いた次第です。
APtrikes125をメンテナンスなどしていると、改めて日本製のバイクの優秀さに気が付かされます。
APtrikes125は新車で買う旧車。
これからも旧車のようにこういったメンテナンスなどの情報も、なるべく共有させて頂きつつ
気をつけながら、長く乗って行ければと思います。